FC2ブログ

2019-02

聞いてみたいこと

先日、初めて1000円カットなるものに行った。
牛丼松屋みたいな券売機で1000円のチケットを買って、
あとは椅子に座って順番を待つ。

午前中なのに、僕は3番目。
こんなこともあろうかと持参した『夜の姉妹団』という短編集の
レベッカ・ブラウンの短編を読み終えたところで
ちょうど僕の順番になった。

『夜の姉妹団』は柴田元幸の訳だけど、
自由が丘の青山ブックセンターには柴田元幸の棚がある。
翻訳者でコーナーができるって珍しくないですか?

あるところで柴田元幸のインタビューを読んでたら、
『翻訳するときも、音楽を聴いて自然に体が動くようなことと
同じことが起こればいいなと思う』
『僕にとって翻訳するというのは楽譜を演奏するようなものだ』
みたいなことを話してました。

ほお、なるほどなるほど。
これ脚本を書くときも同じこと言えますよね。
意味を伝えるためのセリフではなくて、
それを口にしたり耳にしたりしたときに、
いかに心地よいか?がじつは一番大切。

気持ちいい音楽を聴いてるようにセリフが耳に届く、
そんな芝居が好きです。

1000円カットは、
必要最小限のことだけやってくれるからなかなかよいね。
また行こうと思った。

あと、これ今朝に引き続き書いておきたいこと。
ニュース番組で誰かが言ってた。
「オリンピックに比べてパラリンピックはあまり見なかったけど、
これからは見るようにします」

うーん、なんだろう、この言葉。
見ないなら見ないでいいじゃないか。
見ることが正しい、見ないとダメ、てわけじゃない。
オリンピックだって、見る人と見ない人いるぜ。

かく言う僕もパラリンピックは見たことがない。
というか、どんなふうに見ればいいのかわからない。

ただボンヤリ見てたら、同情と感動の強迫観念?
障害の度合いが異なる者同士で同じ競技を競うって
どう考えればいいの?
いや、そんなことを考えちゃいけないの?
好奇の目で見たり、そういうの許されないの?

オリンピックとパラリンピックの区別をなくす、
というのはどうなのだろう?

ともかく、パラリンピックとの向き合い方がわからない。
それはもしかしたら、
健常者と障害者との違いがわからない、ということ?

かつてパラリンピックには知的障害者も参加していたそうです。
ところが、健常者が知的障害者のフリをして参加した、
という出来事があり、それからは参加しなくなったらしい。
この出来事は何を意味してるのだろう。

などなど、考え出したらキリがない。
どう考えればいいのかよくわからない。

「これからはパラリンピックも見るようにします」
とテレビで言ってのける人には、
一体、何を見ようとしているのだろう。
聞いてみたい。

……ということを、書き留めておきます。










スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/704-70763310
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示