FC2ブログ

2019-05

フェアでいること

『その名はブルー』の稽古開始を目の前にして、
決まってなかったことが少しずつ決まっていく。

一気にズバッとはいかないけど、少しずつ。
カチリカチリと音たてて、階段が積み上がっていく。

いい気分。
力が湧いてくる。

こうでなくっちゃ。

脚本を読んでもらう。内容に納得してもらう。
「この芝居をやろう」という意思の確認。
その瞬間に、早くもお互いが1歩を踏み出してる。

なんでもいいから脚本を渡して、
「はい、これやってね」ではない。

演出する人間が、そして役者が、
自分の意思と想像力を持って脚本に向き合う。
稽古場が、本当の意味での「創造の場」になる。

そんなことを思い浮かべて、
着々と稽古開始に向かってる。

大学時代、友人がやってた劇団の裏方を手伝った。
それがぼくと芝居との出会いだった。
稽古場では、演出が役者を前にして、
「ここは、こうやって、こう動いて、こうセリフ言って…」
と、すべてを丁寧に細かく指示していた。
役者は、素直にそれをなぞっていた。

それを見ながら「こんなの芝居じゃない」と思った。
今もその演出家は、僕にとって貴重な反面教師。
今でもよく思い出す光景。

まずは役者が楽しもう、
そうすれば、きっと観客も楽しめる。

ひとりの観客として芝居を観ているとき、
「この役者たちは、本当にこの芝居が好きで、楽しんでるなあ」
と思える芝居がある。

そんな芝居は、それだけで、もう「アタリ」。
観てよかったと思える。

まず、そこだ。
そこがスタートライン。

今日も、いくつかのメールのやりとり。
同じ空気を吸える人を探すのは、とても楽しい。

だから、フェアでいたい。
フェアでいる。

雨の音、すごく気持ちいい。

全部洗い流せ。






スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://theaternautilus.blog99.fc2.com/tb.php/714-ebb99759
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

最新記事

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示