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2019-05

それはまるでスーパーのように

今月に入ってブログを1回しか更新していない。
うーん、いかんな。

ぼくはちゃんと生きてます。

ちゃんとでもないかな。
でも生きてます。

ずっと長引いていた仕事を1週間遅れで終わらせ、
ほかにもこまごまと仕事をこなしながら、
脚本を少しずつ形にしていく。

今日は「役名」を考えるという楽しい仕事。
これけっこう好きなんです。

じつはこのところ他にもいろいろあったのですが、
その「いろいろ」はまたいずれゆっくり。

ところで昨日のことです。
ある取材のあとに新宿のブックファーストに寄ったら、
店の前で店員さんが本を片手に呼び込みをしている。
店内に入ると、店内でも店員さんが歩き回って大声で宣伝。

村上春樹の新刊の発売日でした。

なんていうか、新しいドラクエの発売日とか、
いや、もっといえば「今日は牛肉が安いよー」みたいな感覚。

台の上に新刊を積み上げて、
「さあ、今日はこれを買って帰るのが当然でしょ」。
まさに「流行りモノ」を売りさばく感じ。

小説というものは、いつからこんな売られ方をするようになったんだ?

出版社側も、発売日までは一切内容を公表しなかったらしい。
なんだよ、それ?

本というものは、本屋の書棚の前で広げてみて、
数ページ読んでみたり、あとがきを読んでみたり、
表紙を眺めてみたり、
さらには、重さや手触りを楽しんでみたりして、
それから「では買いますか」となってレジに持っていく、
そんな「本との出会い」を経て、買うものなんじゃないのか?

「さあ、買うのが当然でしょ」みたいな空気の中で、
わけもわからず手渡され金を出す、
その光景に、すごく違和感を感じたのは僕だけですか?

村上春樹文学なんて、
そんなあっさり読めるほど軽くはないのにね、
けっこう難解じゃないか?

出版界では「紙媒体の時代はもう終わりか?」という声も多い中、
そしてデジタルで本を読むという経験が広まりつつある中、
まるでスーパーの大安売りのように売られていた村上春樹は、
なんだか、ヘンテコリンな光景でした。

いや、これはもしかしたら、
「紙の出版物にも、まだまだ希望がある」
という明るい兆しなのか?

いや、そんな気は全然しなかったんだよなあ。

ちょっと書き留めておきたいことだったので、
書きました。












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プロフィール

TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
web.fc2.com/index.html

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