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2019-05

衝動、衝動、衝動

いろんなことがありましたが、
栗山君が稽古場ブログに書いてくれたとおり、
昨夜は粗通し。

予定どおり、この時期に粗通しができたことで、
気持ちよく新しいスタートを切ることができます。

いつもいい役者さんに恵まれるのですが、
今回の座組みはとくに、稽古が楽しくてたまらない。

みんな熱さと温かさと冷静さがちょうどよくて、
いつも前向きでいられる。
そんな役者さんたちに恵まれました。

ただひたすら「いい芝居にしたい」ということだけ考えていれば
それでいい。他のことは何も考えなくていい。

そんな稽古場で「ラジエーター」は創られています。

粗通しを経て、これからどう変化し、成長していくのか、
明日からの稽古が楽しみです。

今夜は稽古休み。
ずっと映画を見てなかったので、
先週末からDVDを借りてきて空き時間に少しずつ見てます。

今見てるのは「アンダーグラウンド」。
カンヌでグランプリをとった1995年の映画。
ずっと気になってた。

ナチス占領時代以降のユーゴスラビアの歴史を描いた群像劇で、
ユーゴスラビアの歴史なんて何にも知らないぼくは、
ネットでちょこちょこ調べながら見てます。

見てて思い出すのは、やはり「ブリキの太鼓」。
第二次大戦以降のポーランドの歴史を描いた映画だけど、
あのグロテスクでブラックな表現と似たものが、
「アンダーグラウンド」にも流れてる。

冒頭、空襲で動物園が破壊される場面から、
なんかもう異様な気分。

破壊された檻から逃げた虎は、
何の象徴なんでしょうかね。

じつは、これ、渋谷TSUTAYAで借りたのだけど、
オールタイムベスト100みたいなコーナーがあって、
「え?」というような古い映画も並んでる。

しばらく、ここ通うよ、ほんと。

じつは、ヘルツォークの「フィッツカラルド」も借りてきた。
この映画がまた見れるなんて思わなかったな。

これ、ずーっと見たかったんだ。
アマゾンの奥地の山を巨大な客船が登っていく不思議な映画。
映画館で見たとき、ドキドキした。

ぼくに「スペクタクル」の本当の意味を教えてくれたのは、
ジョージ・ルーカスではなくヘルツォークでした、なんてね。

なんていうんだろ、
ムチャクチャ非常識なことを真面目にやってみたい、
そう思います、たまに。

そんな素朴な衝動を刺激してくれる映画でもありました。

芝居を創るときも、じつは、
この「ムチャクチャ非常識なことを真面目にやってみたい」
という衝動に突き動かされます。ときどき。

ああ、その面白さを表現できる力が、
ぼくにもあればいいのに!!

……てなことを思いながら、
明日の稽古も、とても楽しみです。
稽古がとても楽しみ、それはなんて幸せなことだろう、
つくづく、本当につくづくそう思うのです。






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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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