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2019-05

邪悪な遺伝子?

明日の早朝、ちょうど病院に行くまさにその時間に、
10年に1度の超大型台風が最接近、という予報。

明日はどんな朝なんだろうな。
はやく夜が明けないかな。

さて、最近は悲惨な、
しかし、どこかおかしな事件ばかり。

常識からかけ離れた感情が引き起こした
とんでもない事件のように見えて、
よく考えれば、それこそまさに人間の本質か?
なんて思えることも。

三鷹の女子高生殺人事件のニュース見ながら、
どうしてこんなことになったのだろうと、
ボンヤリ考えている。

「犯罪者は、犯罪を生産するだけではない」
と書いたのは、かのマルクスさん。『剰余価値学説』。

「犯罪者は、刑法を、刑法の教授を、
この教授の講義の講義要項を生産する」
なんていうのは悪い冗談かと思いきや。

「犯罪者はまことに生産の発展に貢献するもの」
なんだそうな。

つまり、あらゆる裁判官、刑事、陪審員などを生産し、
さらに泥棒は錠前屋を発達させ、
贋金作りが紙幣の印刷術を発達させ、
詐欺師が顕微鏡を発達させた。

「犯罪者は社会の発展にとって不可欠なものである」
とまで書いておられる。うーん。

もちろんマルクスは犯罪礼賛しているわけではないだろう。
しかし犯罪が資本主義のシステムを発展させた、
ぐらいのことは考えていたらしいっすよ。

正しくはないだろうし、間違いでもない、
それは「考え方」なのだろうし、肯定も否定もできない。

たとえば、「犯罪のない世の中」を目指すことは、
もちろん大切なことなんだろう。

でもあらゆる人間が犯罪を行わない社会なんて
あり得るのだろうか?という素朴な疑問。

「犯罪を行うもの」という人間の定義だって
きっとあり得るんじゃないかな。

そもそも犯罪とは何なの?
たとえば、人類史上最初の殺人は、
いつ、どうやって行われた? 動機は何?

そして、最初の殺人者には罪の意識はあった?
後悔はあった? 彼(または彼女)は罰せられた?

そして、人間はいつから、
犯罪を「犯罪」として認識するようになったのだろう?

弟アベルを殺したカインではなくて、
本当に、現実に。

きっと犯罪と向き合うことは、
人間や社会全体と向き合うということ。

悲しいことに犯罪のない世の中なんてあり得ないだろうし、
そして、そのことは多くの人が暗黙のうちに
承知しているのだろうし。

そんなことを、いやでも思ってしまうこの頃。
せめて、何かを祈りたい。せめて。
祈ることも、また人間だけの特権なんだし。














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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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