3分間だけ待てばいいんだ
暑くて眠れなくて、ベッドでゴロゴロするのも飽きて、
夜中に『濱マイク』をボンヤリ眺めてた。
浅野忠信が出てる『1分間700円』という話は、
3分間写真のボックス=教会の懺悔室
という相似形を思いついたときに生まれた物語だろうと、
勝手に想像してる。
で、『バッファロー’66』の中で、
ヴィンセント・ギャロとクリスティーナ・リッチが
ふたりで写真を撮影した3分間写真のボックス、
あれもやっぱりボックスから生まれた物語なんだろうと、
勝手に疑ってる。
フリーライターという仕事では食べていくのが難しいと悟り、
ネット社会の誕生を恨むのもバカバカしいと思って、
2年前、何か他に仕事しようと決めて履歴書用の写真を撮った。
3分間であからさまになった、今まで生きてきた時間。
その時間が創り上げた自分の顔。
人間は、いくつになっても、そうやって、
自分と向き合わされるものなのかな。
街のあちこちに3分間写真のボックスがあるのだから、
人はときどき、とくに写真の必要がなくても、
そこに入って自分の顔を撮影してみる、というのはどうだろう。
会社のランチ帰りや、デートに行く前や、
誰かに嘘をつく決心をしたときや、誰かに裏切られた帰り道や、
親が死にかけているときや、人と話すのが面倒臭くなったときや、
どんなときでもいいから、
ふっと、あのボックスに飛び込んで、自分の顔を撮影する。
もしかしたら、入る前と、出たあととでは、
少し人生が変わっているかもしれないよ。
そんな気がします。
で、今、ぼくは、どんな顔してるのだろう。
夜中に『濱マイク』をボンヤリ眺めてた。
浅野忠信が出てる『1分間700円』という話は、
3分間写真のボックス=教会の懺悔室
という相似形を思いついたときに生まれた物語だろうと、
勝手に想像してる。
で、『バッファロー’66』の中で、
ヴィンセント・ギャロとクリスティーナ・リッチが
ふたりで写真を撮影した3分間写真のボックス、
あれもやっぱりボックスから生まれた物語なんだろうと、
勝手に疑ってる。
フリーライターという仕事では食べていくのが難しいと悟り、
ネット社会の誕生を恨むのもバカバカしいと思って、
2年前、何か他に仕事しようと決めて履歴書用の写真を撮った。
3分間であからさまになった、今まで生きてきた時間。
その時間が創り上げた自分の顔。
人間は、いくつになっても、そうやって、
自分と向き合わされるものなのかな。
街のあちこちに3分間写真のボックスがあるのだから、
人はときどき、とくに写真の必要がなくても、
そこに入って自分の顔を撮影してみる、というのはどうだろう。
会社のランチ帰りや、デートに行く前や、
誰かに嘘をつく決心をしたときや、誰かに裏切られた帰り道や、
親が死にかけているときや、人と話すのが面倒臭くなったときや、
どんなときでもいいから、
ふっと、あのボックスに飛び込んで、自分の顔を撮影する。
もしかしたら、入る前と、出たあととでは、
少し人生が変わっているかもしれないよ。
そんな気がします。
で、今、ぼくは、どんな顔してるのだろう。
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