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2019-09

だれが薔薇をもらうのか?

20代の一時期、ジャック・ヒギンズに夢中でした。
『テロリストに薔薇を』や『死にゆく者への祈り』を読んで、
愛国心とは何ぞや?とか、国籍とは何ぞや?などと、
真面目に考えたりもしました。

アイルランド独立運動を背景にしたそれらの小説は、
しかし、地続きの隣国を持たない日本人、
差し迫った他国の脅威を感じることのない日本人の僕には、
どうしても想像することのできない「遠い感覚」だったような気が。

スコットランド独立をめぐる国民投票のニュースを見ながら、
ジャック・ヒギンズの小説を思い出していました。
国民投票という平和な手段により国の将来を決める、
ジャック・ヒギンズの世界とは正反対な現実。

もしも自分がどこの国籍を持つ人間かを選べる立場になったら、
あるいは日本という国籍を捨てるか否かを意志表示する立場になったら、
この国と、どんな気持ちで向き合うのだろう?
なんてことを、ちょっと考えたりしてました。

スコットランドの場合、賛成派と反対派との差はごくわずか。
スコットランドはこれからどうなっていくのだろう、
そこに住む人々の中で「国籍」とアイデンティティの関係は、
この先どうなっていくのでしょうね。

公演が終わってからも、慌ただしい日々です。
忙しい病院仕事の合間に、
来週から書き始めるゴースト本のための取材が何度も続く。
そんな中で昨日は観劇のハシゴ。

ちょっと極端な言い方だけど、
古いものは、いくらよく出来ていても魅力が半減する、
新しいものは、多少の欠点があってもなんだか魅力がある、
というようなことを思ってます、大雑把ですが。

新しいことをやらなきゃね。
と思いながら、3杯目のコーヒーを入れよう。





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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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