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2019-02

近況は、こうです。

ようやくビジネス書が下版しました。
あー、長かったなあ。ほんっと長かったなあ。

しかし、久しぶりにライターらしい仕事をやって、
自分のアイデンティティを再確認できました。
たくさん売れますように。

いろんな難題や要求を必死になってクリアした仕事のほうが、
なんだか愛着が湧く。内容に関係なく。
そういうもんかな。

さて、仕事の合間に最近読んでるのは、
マリオ・バルガス・リョサの『楽園への道』です。

ゴーギャンの伝記……ではなく、
ゴーギャンのある一時期を小説化したもの。
ちょっと面白いのは、ゴーギャンだけではなくて、
19世紀のヨーロッパで女性と労働者の解放運動に奔走した
フローラ・トリスタンの人生も同時に描かれている。

「同時に」というのはヘンだけど、
つまり、1章ごとに、ゴーギャンとフローラの物語が並んでる。
ただし、ゴーギャンとフローラの生活が重なることはない、
なぜなら、生きてる時代が異なるから。

生きてる時代は異なるけど、ふたりは関係がある。
じつは、フローラはゴーギャンの祖母なのだ。

交互に展開する祖母と孫の物語が、
どこでどんなふうに小説的に組み合わされていくのか、
そこが楽しみのひとつ。

リョサといえば、ほら、『都会と犬ども』があるしね。
あれも、「交互に展開する物語」でした。

今日読んでたら、ゴーギャンとフィンセントの交流場面が出てきた。
フィンセントとは、もちろん、ゴッホのこと。
「オランダ生まれの狂った画家」なんて書き方されてる。

ずっと前に、ゴッホの伝記を書いたことがある、仕事で。
これはもうバリバリ伝記。ずいぶん調べて書いた。
芸術に対してひたむきでストイックなゴッホ像は、
調べながら、ちょっと戦慄しそうなほどだった。

そんなゴッホとゴーギャンの会話が、なんかおかしい。
これは事実なのかな、リョサの創作なのかな。
どっちだろう。

この小説を読んだら、ゴーギャンの、例の、
『われわれはどこから来たのか
われわれは何者か
われわれはどこへ行くのか』
という印象的な絵のことが、
何かわかるのかな、どうやって描かれたのか、
なぜ描かれたのか、なんてことが。
そんな興味もあります。

まあ、楽しみにしておきますかね。

さて、日曜日はワークショップでした。
今度の日曜日も、そうです。

楽しみな、4月。
新しいカレンダーも買ったよ。




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TheaterNautilus

Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
http://theaternautilus.
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