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2019-05

『渇き。』、ジム・トンプスン、ミスターニッポン

書き残しておきたいことがあるので、書きます。
『渇き。』をDVDで観ました。

なんか、ワケのわからん映画として、
あまり評価されてないみたいですが、
僕はなかなか楽しみました。

最初どうやって向き合えばいいかわからないのだけど、
タイトル部分で、「あー、これは徹底的なエンタメか?」と思った。
で、映画を観ながら、「ジム・トンプスンか?」と思った。

ほら、あの、ジム・トンプスン。
『おれの中の殺し屋』の。『荒涼の町』の。
ハチャメチャ、暴力、欲望、殺人、衝動、
理不尽と非常識とインモラルなスラップスティック。
そう思って観たら、なるほど、いいセンスの映画だなと思えた。

でもって、役所広司とオダギリジョーの場面も、
かなりワクワクした。身を任せればいいのだ。

中島哲也は、あの『探偵濱マイク』で
「ミスターニッポン」というエピソードを監督してる。
おいらのお気に入りのひとつ。

あれも、そうだった、この監督にとって、
暴力とは衝動であり、不意打ちであり、
物語を前へ前へ進めていく推進力。

『パコと魔法の絵本』でさえ、
アヤカ・ウィルソンへの「殴打」が物語のきっかけだったしね。

『渇き。』は、ちょっと特殊なものさしで測れば、
いやいや、なかなか楽しめる映画なのだ。
「わけがわからん」という人がいるが、
「わけがわからんこと」に価値があるのだ。

なんてことを、観終わって思いました。
忘れないように書いておきます。




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Author:TheaterNautilus
シアターノーチラス代表・今村幸市によるブログです。
年に2~3回、オリジナルの脚本による芝居を上演しています。
次回公演は2018年10月です。
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